官能

6月。

今年も一年の折り返しを迎えようとしている。

マンスリーで企ててきたSTAXFREDでのライブも

いよいよ6回目となる。


暑い夏がくる前に

官能的なステージを作りたい。

オランさん、夏子さんと。


異性として、

人生の先輩として、

魅力いっぱいのお二人。


仲良くさせていただき

本当に光栄です。


気心知れた三人だからこそ

アットホームな何かではなく

それぞれに井戸を掘って

明け透けにしたいような心持ちなのです。


実際に何かを告白するということではなく、

何かこう、

それぞれの秘めた一面に

光を当てたいような。

影をより色濃く、感じたいような。


誰も知らない庭に

ママの目を盗んで来るような、

ムーンライトマジック。


題して「秘密の花園」。

6月15日、日曜日の夜。


おかげさまで、お席が埋まってきました。

迷われてる方、お早めにご予約ください。

こちらのコメント欄でも構いません。

どうぞよろしくお願いします。






(フライヤーデザイン 阪本正義)







僕が東京で一番好きな場所。

官能的な場所、と言ってもいい。


東京に初めて出てきたとき

この辺りをひとりでよく歩いた。

今は、僕の毎日の通勤路。


平行して走る電車、

すれ違う電車を

気づけばじっと

眺めている。





そして、

この小説の舞台でもある。


主人公の二人が

あてもなく歩く道。


久しぶりに読み返して

また違う印象に包まれた。






上野にバルテュスを見に行く。

この10年で

僕が最も直に触れたかった絵画。


官能とは何か、

美しさの正体について、

深い緑の中で

しばらくぼんやりと考えることになりそうだ。




秘密の花園」の前に訪れることができて

よかった。






さて。

今月の終わりには

STAXFREDの11周年記念ライブに出ます。

6月29日の日曜日。

いつもより早い時間にスタート。

10人の出演者、

全員弾き語りで

店のお祝いに花を添えたい。

フライヤの名前順に、歌っていきます。



始めから見ても

途中から見ても

楽しめると思いますよ。





それと、もうひとつ。

こっそりと言いますが。


今月僕は

もう一ヵ所、特別な場所で

ライブを予定しています。


活動を始めて14年目になりますが

この種のオファーは、意外にも初めてです。


ワクワクしています。


詳細は当日まで言えませんが

報告はしたいと思います、このブログで。




ライブ会場でお逢いしましょうね。





ジョー長岡